ドワーフがたまに書くアレ

ドワーフの日記

入院に必要なもの

 (ドラムロール!)

 

ダーラーン!

 

・小銭

 茶や水を食堂までいちいち汲みに行くのは面倒だしこぼす危険もあるよね。そう思いませんか?そうなんですって事で1日に2、3本ペットボトルの飲料を買った。まあほぼブラックコーヒーで水分補給にはならなかったが、一息つけたからよし。なお許可はあえて取らず。言ったらコーヒーはNG言われそやし。

売店行くにもなんでも千円札か小銭が要る。ノリで刷っちゃったんだろうが2000円札はもちろんのこともう1円玉とか5000円札や万札不要では?貧民街では使えるところがなさすぎる。5円玉は賽銭投げる遊びに使えるので必要だが。

 

・洗剤

 洗顔やらなんやら、特に自分は脂性なので特に気になった。腹からガーゼやらが出ているせいでシャワーも浴びれてないから余計に。

制限がなければ別に気にならないんだろうがね。牛乳石鹸の一つでもあると良かったよ。

多目的に使えるという点ではコップ洗ったりするのに中性洗剤もあると良いね。

 

・ペットカメラ

 たかが数日。女房に会えないのはクソほどどうでも良いというかむしろ疲れなくて良いが、ペットに会えないのが辛すぎる。

とはいえウチは猫二匹なのでカメラがあってもほとんど映らないだろうな。チャット可能なモデルが良いだろう。

そんなのあるのか?

 

サコッシュ的なポーチ

 意外や意外ってほどでもないが、病院着にはポケットがない。

財布や携帯、ペットボトル程度入るような肩掛けか何かがあると良いだろう。

ほんとな、金庫に入れるほどでもない貴重品や小銭なんかを運ぶのに苦労したんだよな。

全部手持ちとか結構ダルいで。管が繋がってる時とか点滴台ある時なんて最低よ。

常に片腕丸ごと持ってかれてるからね。

 

・靴下と靴

 スリッパ禁止令のおかげで靴下たりないのがキツすぎた。もうね、靴下なしで靴履けないのよ。仕方なく売店で補充。本クソ。

んで靴も今回はジャングルモックだったから良かったけどこれでブーツなんて履いて入院ですなんてことになったらまあ大変よ。便所行くのも億劫になりそう。

適当なスリッポンかなんか一個持ってると良いね。テントシューズみたいなやつ。

靴下も自分の好きな日数分持っていくと良いよ。俺は1日2足くらい欲しいね。シャワー浴びれなかったから気持ち悪かった。

 

・メモ帳

 簡単なリクエストや思いついた質問なんかを簡潔に間違いなく伝えるのに必須。

なきゃすぐ医者が飛んできて質問攻めにあってしまう。

苦手な飯のおかず聞かれて適当に答えたら禁止品になってて意識の高さを感じた。まあアレルギーじゃなくても戻したりするからね。仕方ないね。言われんでも生のトマト(人間の食べ物ではない)みたいな生食のものは一切出てこないから安心だ。

加熱すれば食えるのにねえ。外人からしたら刺身みたいなもんか。

 

・耳栓とイヤーマフ、あるいはワイヤレスイヤホンヘッドホン

 耳栓も可聴域絞るタイプじゃなくて全部遮音するタイプが良い。

1番遮断したい生活音や叫び声はほぼカットされないタイプが多く売られてる。気をつけろ。重ねがけする様にイヤーマフを使うのもおすすめだ。あるいはワイヤレスヘッドホンでBGMを流し続けろ。寝れんぞ。

入院時は体力は余らないが眠気は余る。コロナ禍の休日と同じだ。心身のどちらかが疲れない。

眠剤を使うことも検討しろ。

 

・充電器

 たまたまカバンにACアダプタにもなるPowerCoreが入ってなかったからな一晩は代わりのモバイルバッテリーで過ごした。500円で買ったラブパワーの10000mAhかなんかのやつ。ゴミみたいな値段で売ってたけど1番活躍してる気がする。大きさもちょうど良い。ただ充電は遅いし、PDも付いてない。2.1か2.4Aを選べるだけだ。

いつ捨てても良いやと適当に使えるやつが1番だと感じている。

ただ、ある程度は信頼できるメーカーのものが良い。最悪燃えるし。気をつけろ

適当な充電アダプタもカバンに入れておこうと思った。一個でも口が有れば安心感が違う。

 

・小さめのボトルやタンブラー

 カバンには例の1Lボトルが入っていたが使い物にならなかった。

デカすぎるのだ。

会社や自宅では多少しか気にならなかったが、病院では違う。ついでに言うとキャップの材質も金属は不適切だ。音の出ないものにしろ。ナルゲン瓶とか言うピーボトルが最適だ。色は黒か透明に近いものにしろ。小便にしか見えない。気をつけろ。容量は500mlのものが良いぞ。

あるいは蓋付のタンブラーが良いぞ。

普段使っているもので良いのだ。デカすぎなければ水をくんだりして手元に置いておける。

このご時世紙コップやらはないからな。

 

 

まとめ

 いかにして欲を満たすかが重要のように思えるが、まずはストレスを減らそう。

・五感をカバーする

 耳や目、鼻なんかの感覚が刺激されないようにしよう。耳栓、アイマスク、マスクなど。信じられん大きさのいびきや叫び声、漏れた糞尿の臭い、消えない常夜灯なんかが鬱陶しい。

・渇きを落ち着かせる

 点滴中は飢えないが、なくなったら飢える。

手元に水を用意しろ。咳き込んだり不味い飯が出てきても安心感が違う。

・暇つぶしをしろ

 1番困るのがこれだ。音が小さくてずっと続けられるものだ。

このまま入院し続ければいずれWikipediaは全言語分を読破していただろうし、クレジット請求は信じられん文面になっていたに違いない。ノートとペンがあれば絵を描いたりしてだいぶ違っただろうし、ノートパソコンがあればでゲームもできただろう。

 意外や紙とペンは持っていても小さいものしかない。B5程度有れば折り目で遊んでも繊維を眺め続けてもしばらくもつだろうし、絵も描ける。

 2台のスマホを常用していたのでスマホ中毒と言って良いほどいじっていた。便所に行く時と寝ている時、飯を食っている時くらいしか画面が消えていない。なんなら寝落ちして朝になったら電気あんかのように発熱していた時さえあった。バッテリーの新鮮度は落ちていくばかりだ。

 月並みに言えばトランプとかクロスワードみたいな脳みそが使えるやつで目が疲れないものがいい。窓際ならスマホだけでもいいんだろうなあ。この1週間ほどの入院で遠視力はなくなってしまったのではなかろうか。Wikipediaの見過ぎだ。

タブレットなんかもいいが、仰向けから動けない時なんかは腕が鍛えられてしまうのでアームがいるかもしれない。

 

 こんなところだ。本題は暇つぶしがしんどすぎるってとこだな。

脱走もとい散歩に出かけると再入館時にどこへ行っていたんだ!と拷問され入院期間が長くなってしまう。気をつけろ。