ドワーフがたまに書くアレ

ドワーフの日記

靴のサイズ換算

 メーカーごとのサイズ換算が上手にできると失敗が減るよなと思ったから、Wikiでも立ち上げようかなとか思ったがZOZOのマットが結局それで、効率化も図られてるよなと思った。

考察メモと自分に当てはめた時どうなのかっつー話。

 

♪メーカー間とか国のサイズ差

 ダナーは

US9.5 UK9 EU43.5

という表記で便宜上

JPN27.5 なのだが、よく履くメレルでいうと

US9.5 UK9 EU43.5

でJPN27.5

となっている。

リーボック

US9.5 UK8.5 EU42.5

でJPN27.5

 どれもウィズスEE実際に履いてみるとメレル>ダナー≧リーボックの順で広い。

表記ゆれはあるとしてもJPNサイズの換算はズレてる。

どこをどうとったらそうなるんだろうか、というところ。

実際に幅広足マンが履くとEUサイズの換算がどれも優秀に思える。

上の3メーカーですらそういう傾向が見える。

ちなみに以前の日記に書いたザンバランは

EU45 で JPN27.5

となっていて、ラストの形こそ違えど一番広く感じた。

JPN27.5基準で言えばそんな感じ。

 

 中の広さで言えば、適当にメジャーで測っただけなものの手元にあるダナーはつま先までが275㎜で幅92㎜なので、そこを測定するとJPNサイズ記載と同じ。

メレルは280で5㎜差。幅も2Eで100㎜と5㎜広い。

リーボックは幅が広いけど寸詰まりで270㎜で100㎜

ザンバランはお店の物なので測れなかったが、自分の足を基準にすると約275㎜と105㎜だった。

めちゃめちゃフィット感良かったけどサイズからは見えない部分があるのだろうな。

 

 EEとかDとかいうのはボールガースなので足囲であって単純に足幅で換算することができない。

というのも歩くときには踏ん張る必要があるので最低でも無負荷状態の足幅が収まる幅が必要だからだ。

EEEEとかでも中底の幅が90㎜しかなかったら足幅100㎜の場合10㎜がぎゅっと握られた状態で接地することになるので快適に歩くのは難しい寸法と言える。

少なくとも中底の幅に関しては母指球から小指の付け根までのボール中心間距離は確保されていないと歩くときはアッパーを踏むことになる。

もちろん靴によってはそれでも歩きやすい物もあるだろうし、その辺は設計次第だと思うのだが、それに関しては製法とかも考えないといけない。

 

 という考えに至り、自分が選ぶべきダナーはEU45であるところのUS10.5で、メレルに関してもUS10.5、リーボックはUS11か11.5となるわけだが、それぞれラストが違うからそれも単純に言うことができない。

 運動靴として使っていたリーボックはやはり28.0だったし、アシックスは27.5EEEだった。

最終的にメレルの28.0が一番フィーリングが良かったし、履き心地はラストによるものが支配的なのだろう。

だから幅が広い4Eのシリオを買ったところで、実際はつま先が遊んでしまったりするかもしれない。

 

♪選び方と自分の足

長さと捨て寸に関しては入る入らないがあるので除外して考えた時靴の履き心地を決める要素は

・中底の幅

・足囲

・つま先の形状

・甲の高さ

・かかとのホールド

・アーチ

がそれぞれあっているかといったところ。

次の靴選びの時には忘れているだろうがボール部分のサイズであるとか、

つま先の形状が急にすぼまっていないかなどしっかり見たうえで買いたい。

 

 フィッティングをしっかりすればどれを買うべきかよく見えてくるが、今回はマウンテンライトが欲しいという気持ちが先行しすぎて考慮外が多すぎた。

特にインソールは使うつもりだったのだが、入れるなら1サイズ上が良かった。

急ぎすぎたようだ。

 自分の足形の特徴は

・左右差がそれなりにある(左足が大きい)

・幅と足囲が広い(テスタで測ると4Eより広い)

・厚みがあるので屈曲したときに噛みやすい

・殺し寸が大きい(着地したときにめちゃくちゃ幅が広がる)

・甲もアーチもそれなりに標準的だが、土踏まずの筋肉が大きい(偏平足に見えるだけだがウエストガース大きい)

・母指球が大きく、高さがある(ボールの大きさが親指から31112という比率)

外反母趾はない内反小趾がある(変形)

・肉付きが良すぎる

といったところ。

足裏の脂肪層が厚くてよくつぶれる足だ。

アーチを鍛えるとはいうものの限界があるので、現状を起点としてスタート。

小指一本分を切り取ればDウィズスも履けるんだが・・・

屈曲したときに指先がどこに行くかも見ないといけないし、指の腹全部が中底を踏みつけられるようなサイズを買わないといけない。

 

 運動靴や登山靴のようにそれなりにフィット感や踏ん張りが要るものに関してはよりシビアに、そこまで激しく使わないものに関してはある程度、という感じで選んでいこう。

・次にダナーを買う時があれば10.5EEにして中敷きと詰め物でフィッティング出す。

・登山靴は中底の幅とボール幅とかかとで決める

・ピッタリより大きめの方がマシ

といった学びを得たのでコレを念頭に選んでいこうと思う。

なんやかんや足がなじんできたのか普通に歩く分にはそれほど問題がなくなってきたので、このダナーとは長い付き合いが出来そうである。

 

 足を知ればどういう靴を選べば良いか少しクリアに見えてくるので、一旦靴のサイズは置いておいて足のサイズを測ってみるのも良い。

まあ昔お店で測ったのを参考にずっと靴を適当に買っていたんだけどね。

足の殺し寸とかボールの話とかは実際に痛い靴を買ってしまったときになってようやく考え直す機会がやってきたのだった。

まあこれが1万円くらいの靴だったら誰かにあげて次行こって感じになってたんだろうがね。

 マウンテンライトに関してはガワやら頑丈さと比重しか考えてない感じが大さっぱで良いと思う。

その割にアッパーの革は柔らか。

普通の靴程度には歩きやすいし、修理もしやすそうなので、これはアメ車だ。

もっと歩きやすい靴はもっと安くあるし、デザインだって特徴といっていいものはほとんどないように見える。

クラシックとまではいかないが、古くささは感じるっつー絶妙な靴だ。

D環とかの位置やらヒモのルートなんかは他のハイキングブーツと比べて人間工学的じゃないし、シャンクは柔らかいから斜面のキツイところは悪いところが見えてくるし、石は挟まるしでいろいろ文句はある。

それでも可愛げが合って良い。

失敗だが良い買い物をした。

底が終わるころにはいろいろ印象も変わっているだろう。

 

まあもうフジヤマ買うことに決めたがな。(掌くるん)